しけてやがる

10年来使っている、プロバイダのポイント交換物品から「お米券２ｋｇ分」が消えた。
このプロバイダを利用しだしてから、ほとんどお米をお金で買ったことがなかったのに。
むっちゃ、ショック。

夫にぶーたれると、「それは、今までが出血大サービスだったんやわ」とのこと。
他のプロバイダ使っている方、ほんとうにそうですか？

黒歴史

メールボックスを整理していたら、当時中学生だった男子からのメールを発見。

「忙しくて死にそうdeath」
「これはアカハライモリdeathか」
「そんなことないdeath」
「暑いか寒いか分からなくてkillものに困ります」

至るところ、不吉なもんだらけ。

当時、このような口調がはやったのかと、思い、ご機嫌伺いもかねて、彼にこのメールを転送する。
即返信。
「やめてくださいよー！横におった彼女に笑われたじゃないっすかー」
あれ、彼女がおったんか。で、もう大学生やったのね。

これは彼の黒歴史だったらしく、｢即消してくださいね」とか言われたけど、おもしろいからそのままにしておく。

そういやあ、一時、坊主頭に線などいれて、悪そうな雰囲気をつくろうとしていたな。
線の配置が悪くて、後ろからみたら、坊主頭に大文字が出来たみたいやった。

そういう抜けたところが、彼の愛されるもとなのだから、これからも大事にしてもらいたいものだ。

いかんがな

少し遅い時間の電車に乗ると、ええ感じにできあがったおっちゃんたちの団体と出くわす。
陽気なお酒なのだろう、しょーもない話で笑ってる。
箸が転んでも、おもしろくなっているのだろう。

そのうちの一人が、誰の荷物でもない、中身入りのレジ袋を見つける。
「おお、これ、なんや、お前のか？」
「いや、違います」
「九九の二の段言ってみい」
「にいちがに、ににんがし、にいさんよってらっしゃい」
「おまえや～！」
（いつのまにか、嘉門達夫になってるがな）

そのうち、他のおっちゃんが、そのレジ袋をいらいだす。
「これ、中身なんやろうなあ」「買い物違うか」「人のげ○やったりして」
傘で突っついたりしてる。
あとで、駅係員に届けるんだろうけど、ちょっと荒い扱いだ。

あのな、それとおっちゃんら、聞いてるか。
電車のアナウンスで「不審物を見かけたら、さわらず駅係員にお申し付けください」
これ、まじな不審物だったらなあ、えらいことになりまっせ。

今年の体調不良はいつ？

　毎年、夏の終わり、仕事が一段落ついた頃に、私は体調不良になる。
　熱が出たり、風邪をひいたりして、数日寝付くのだが、今年はまだ来てない。
　そろそろ来ても良い頃なのだが。

　いや、来ないなら来ないに越したことはないのだが、いつ来るか、いつ来るかとびびりながら毎日過ごすのはちょっと困るなあ。

　とはいえ、健康な訳ではない。
　5月に欠けた歯はそのままだし、肩こりがひどいし、時々めまいがするし、体重の増減が激しい（1日に４ｋｇ減って４ｋｇ戻ることなんぞざら）。

　　9月になったら、本格的に医者通いをしたいが、この暑さで町へ出るのはどうも億劫だなあ。

不審者の方々

不審者その１
　買い物をしていると、サングラスをかけて、派手なアロハを身にまとった腕毛の濃い、丸坊主のごっついおっさん（海坊主みたいな人）に、声をかけられる。
「こんにちは～！何買うたん？ええお天気やから、買いモンやなあ！？」吐く息が酒くさい。　
この人誰～！知らん人やのに～、と、ガン無視する私。なのに、執拗につきまとってくる。
　あと５０ｍ歩いたら、駐在所があるから駆け込もうと思ったら、黒いサングラスをはずしながら、「おいおい、わしやがな。」と、前に立ちはだかられる。

　・・・むっちゃ知り合いだった。
ふだん作業着か、背広なうえ、とてもおとなしい方だから分からなかった。
たぶん、お酒が入っていたので、陽気になっていたのでしょうが、そんな感じで呼び止めるのやめてください。
　心臓に悪いです。

不審者その２
　車で道を走っていると、後ろの軽四がパッシングする。クラクションをぶーぶーならす。
　私、何も悪いことしてへんのに～！と、必死で道をあけたら、同じように路肩に止まる。なんでよ？
「おいおい、わしやがな、何びびってんねん。」と、車から出てきたのは、知り合いの漁師さんでした。

　何でそんなんするんですかあ、怖いやないですかあ、と言ったら「いやなあ、この間頼まれていた網の生地なあ、ちょうど積んでたから、あげよかと思ってよう。」とのこと。
　たいへんありがたいのですが、往来であんな呼び止め方するのはやめてください。生きた心地しなかったです。

　1日に2回も、こんな目にあうなんて。　

　で、どちらの方にも言われたこと。
「ワンピースとか、着るねんなあ。」
　はい、実はかわいらしいものが好きなので、時々着てます。全っ然、似合いませんけど。

臭い攻撃

今日の帰路はえらくしんどかった。
電車に乗ったら、海水浴帰りの若者が大勢。
ココナッツオイルのにおいと、工業的な香水のにおい、それと、海水浴と夕立で蒸れた足の裏や頭髪の臭いが車内に満ち満ちてる。
足の裏の臭いは、ふつうに座っていたらわからないのだが、足を組んでたりするもんだから、風向きによっては、目をつく刺激臭が襲いかかる。やーめーてーくーれー・・・。

ほうほうのていで、車内から降りてバスに乗り換えたら、これまた若いにいちゃんの強烈な香水とたばこの臭い。
次のバスに乗り換えたら、ほどよく出来上がったおじちゃんの酒と酸っぱい体臭。ありとあらゆる臭いのオンパレードである。

自宅に帰りついて夫に話したら「確かに、なんかいろいろな臭いで移ってるで」とのこと。
仕事場を出たとき、あんなに空腹だったのに、ご飯を食べる気力も出ず。

これって、ダイエットに役立つかもしれぬが、ストレスが大きいな。

これはありですか？

　最近、近所に出来た葬祭施設。
　家族葬や音楽葬など、新しい形にも対応しているらしい。
　建物も、新しくできた公民館ですよ、と言われたら、信じてしまいそうな感じ。

　それはまあ良いのだが、ひとつ解せぬことが。

　ほぼ毎日、「内覧会」｢ご予約会」｢ご相談会」なるものが開かれていて、それらに出席すると、「お食事」のほか「お漬け物」｢洗剤」などがプレゼントされるらしい。写真イメージのとおりなら、けっこう豪華である。

　先日、前を通ったら、すごい人が並んでいて、みんな手におみやげをもって、喜々としている。
　年配の方が多いが、親子連れもぼちぼち。相談会というよりは、以前このあたりでやっていた催眠商法すれすれのお店みたいな雰囲気。客層も似てるし。

　こんなんで、真剣に家族の弔いを考えることなんて出来るのかね。

　古い人間からみたら、真剣に考えるつもりもないのに、商品につられてそういう場にほいほい行って、得した気分になるなんぞ、「縁起悪いし罰当たり」と思うのだが、こういう考え自体がナンセンスなのだろうな。

　しかし、これだけ大盤振る舞いして、会社として成立しているのが不思議。安価をうたい文句にしているけど、ほんかまな？

交換希望！

前歯が欠けていた。痛みはない。
いつ欠けたのかはわからないが、何かひっかかるなと思っていたら、歯の形が変わっていた・・・。
鏡を見て、びっくりした。
年をとったから、こんなことになるのかしら？

昔、乳歯がぬけたら、「ねずみの歯とかえとくれ！」というまじないをしたのだけど、今まさに、そう思う。
スナさん、私の歯ととりかえてくださらない？歯医者いらずになるでしょうに。

↓いやだそうです

危険な間違い

少し前に知り合った、齧歯類の大好きな留学生さん。
会うたびに、ネズミ談義に花を咲かせるのだが、この間、お茶してたら、こんなことを言いだした。

「私、ねずみ講、やりたいのです。お友達を学校で募集する予定ですが、あなたもどうですか？」

こじゃれたカフェ全体に、戦慄が走る。（彼女の声は、私よりとても大きい）
あわてて、あまり大きな声で言ってはいけないと言う。

　彼女は、日本の習俗にも興味があり、前回会ったとき、私が幼い頃参加した大師講（11月ごろに、御大師さんの掛け軸をかけて、おつとめをしたあとに茶話会を行う、私が参加した時はいつも女性だけだった・・・）の話がおもしろかったので、ネズミの好きな女子ばかりで、かわいいネズミと一緒に誰かの家に集まって、お茶会ができれば、と思ったらしい。

　しかし、それを「ねずみ講」と名付けてはいけない。

　日本で「ねずみ講」といったら、まったく別のことをさすのだと、説明したあと、もう一度カフェ内を見渡したら、やはり怪訝な顔でこちらを見ているお客さんたち。お店のスタッフもこちらをガン見している。
明らかに怪しまれているので、こちらも大きな声で、いう。

「ねずみ講ってね、ネズミの好きな人のサークルと違うよ！犯罪やからね！日本語は難しいから、留学生のあなたは間違ったんだよね！まうまうの会とかにしたほうが、いいよ！」

軽く死にかけた、昼下がりであった。

　

居心地の悪い美容室

髪の毛が無駄に多い私は、少し手入れを怠ると、頭の上のほうがぶわっとふくれて見苦しい。
結果、おしゃれとは全然無縁なのに、美容室へ通う頻度は人並みとなる。
特に行きつけはないが、前回お世話になって、とても居心地のよかった駅ナカの美容室に行く。
クーポンもあったし。

予約なしだったので、前回とは違う方に担当してもらうことに。
結果は、ちょっと良くなかった。

いや、カットの技術とかは、前回の方より上だと思うのだが、居心地が悪い。
まず、「今日は癒されてくださいね、癒されていますか？」「いやします」の連発。
癒しという言葉が苦手な私にとって、これはちょっとかなわん。はあ・・・と、お茶を濁すしかない。

（癒しという言葉、なんか聞いてて恥ずかしいような気にさせられるのです、また自らを癒し系とか申告する人とかみると、なんか、下着がはみ出たのを見てしまったような感じで、どきっとするんです。少数派なんでしょうが。）

ヘッドスパが安いということだったので、これもお願いしたのだが、となりの兄ちゃんのドヤ話のキンキン声がうるさくて、少々イラっとくる。でも、終わったら「癒されましたか、癒されたって顔していますよ。」
いや、全然、といいたいが、そう言われると、言いにくい。

それと、「僕は以前、三宮のサロンにいましてね、三宮の女の子ってここと違っておしゃれさんが多いですからね。」とか、三宮時代の自慢話を聞かされる。この話で癒されろってか？

あまり乗り気ではない相づちをうってたら、「ファッションに興味のない人って初めて見ましたよ」っていわれる。
んーなんかこのサロン、前回はわからなかったけど、おしゃれさんじゃない人は来たらだめだったところみたい。
いわゆる場違い？
あるいは、人によって、ずいぶん違うのかな。前回の若い女性のスタイリストさんは、ほんとうに良かったんだけど。

次からはちょっとやめておこうかな。
次もきてくださいってことで、割引券もらったけど。