和泉の黒ミヨシ [泉州]
南大阪の漁港にて
ナマコ大漁
↓船の横にかごをゆわえつけて、船だまりにゆらゆらただよう、マナマコのかご
ナマコ酢大好き・・・これだけあったら何皿くらいできるだろう。
すぐ横に、ユリカモメがかたまって30羽ほどいたが、さすがにこれは食べない模様
おいしいのにねえ。
半分くらいは、夏羽になって、頭が黒っぽくなっていた。
ひさびさに、南大阪の木造和船をみた。
↓和泉の黒ミヨシもくっきり
江戸時代ぶいぶいいわせていた、岸和田藩に所属する漁師のしるしだった、黒ミヨシ。
この黒ミヨシをもつ船の漁師はさまざまな特権をもらっていたらしい。黄門さまの印籠のようなもんやね。
この船自体はもう使われていないのか、船底についた海藻がゆらゆらとゆらめいていたが、船内は清らかに掃除されていた。
民俗学の血がさわいで、ぶつぶつひとりごとをいいながら写真を激写してたら、干していた網の向こうからおばちゃんが顔をだして、
困ったようにこっちをみていた。
怪しいものではない・怪しいものではないのだが、怪しい行動をしているよなあ。
打ち上げられたサメを取ろうと、カラスとけんかしているところまで見られていたとしたらよけい怪しむよねえ・・・。
黒ミヨシ、おもしろいですね。船つながりでいくと、昔むさき公園は水族館専用の採集船を2隻持っていました。そのうちの小さいほう、第2みさき丸は6.5トンの小兵ながら、和歌山雑賀崎の漁師舟をモデルに凌波性のよい船体を持ち、船体を緑色に塗っていました。「雑賀崎の漁師」たちは、腕のいい一本釣りの技術を、勝浦から房総にまで伝えたらしく、この雑賀崎舟の塗色は腕のいい漁師のしるしだった、と京都大学白浜水族館に奉職されたA先生に伺いました。
by みさき公園支配人 (2007-04-08 09:19)
支配人さまこんばんは、お越しありがとうございます。
採集船あったんですかあ。いいなあ。
雑賀崎船の緑には、そういう理由があったんですね。
高校時代、旧正月に招かれて雑賀崎に行ったとき、たくさんのきれいな旗や飾りをつけた緑の船は、とてもきれいでした。
by ちよのすけ (2007-04-09 00:58)