春の池 [泉州]
↓すっかり水も入りました
雨のあとだから、さぞいろいろな鳥が・・・と思いきや、水面にはヒドリガモとカイツブリ、サギがちらほら。
うーん、こんなに何もいない池はめずらしい。
↓近くにまでよってきてくれたコサギ
↓クサガメがひなたぼっこ・・・だいぶお年を召しているような。
遠くに見えたもの [泉州]
↓双眼鏡でのぞいてみたところ
ああ、スズメバチの巣ですな。
ハイキングコースから見えるけど、何もしなければ、特段怖いこともない。
今度、みんなとここを歩いたら、望遠鏡で見せてあげよう。
祭りにむけて [泉州]
↓山手の池にて
これは、だんじりのコマ(車輪)である。
松材でできている。
割れやすいので、ふだんはこのように、池の水に漬けて養生させておく。
こんな風景が、毎月まわる池でふつうに見られる。
1個数万円すると聞く。
こんなに大事にされているコマだが、祭りの日には、半日から1日でとりかえなければいけないほど、摩耗するとのこと。摩耗の際にできる木くずを「するめ」と呼んでいるとか呼んでいないとか。
よい天気でありますよう [泉州]
雪が一時ちらつくといわれているが、おおむね晴れとのことで、実施決定
↓先週の雨で、少し水が多くなっている模様
みなさん楽しんでいただけますように。
かいらしタオル [泉州]
↓なかなか、かわいらしい・一般の方がデザインされたらしいが
山に降った雨が森をとおり、森の栄養をふくんだ水は、川を通じて海にながれ、魚を育てる・・・。
で、その魚はみんなにおいしく食べられる、というわけ。
よく見ると、シタビラメが書かれていますが、どこにあるか分かります?
↓詳しくは、こちら
http://www.pref.osaka.jp/suisan/rich-sea/naniwamori.html
月曜日の新聞に、仕事場で新たに発行した鉱物の書籍が紹介された。
朝から電話とメールとお客様がいっぱい。
郵送希望の方への、送料案内がたいへん。何せ組み合わせが、星の数ほどあるから・・・。
化石チョコは、今月末に再入荷決定。来月からの展示に間に合ってよかった。
雨の漁港 [泉州]
知り合いの漁師さんに見せてもらうはずだった、ワカメ漁も底引き網も、今日はお休み。
でも、研究員さんや漁師さんのご好意で、漁船の中を見せてもらったり、養殖水槽を見せてもらったり、セリ場へ入れたりと、たいへん楽しい行事となった。
↓大阪南部の静かな漁港で
二本分書きすぎ [泉州]
今年もつつがなく終わりそう。
年賀状書いてないし、お飾り用意してないけど。
今年の正月は、双方の実家へ顔を出すので、お正月準備はさほどしなくてもよい。
おせちもそれぞれのおうちでいただく予定やから、去年まで作っていたおせちも、今年はなし。
楽だけどちょっと寂しい。
いつも調査でまわってる、ため池近くに、がきんちょが落書きしまくっている壁がある。
そのなかに、でかでかと書かれている落書き。
「臣乳」
「巨乳」と書きたかったのだろうね。とってもイタイね。
このままになって、もう数年。誰か消してあげなよ。
明日は、ご先祖のお墓参り。
お飾りも買おう。29日に買ったら「苦が重なる」ということで縁起が悪いということで、今日は遠慮したのだから。
それと年賀状、明日こそ仕上げないと。
年賀状やめます!といえるほど、大人物じゃないし。
宝の山 [泉州]
しらす加工工場の出口近くで発見。箱いっぱいに、こんなのがぎっしり入ってる。
↓手でつかむと、小さなとげがちくちくして痛い・・・
メガロパやミシス、アリマ幼生などなど。
チリモソ山にくらくらしそう。
「もらってもいい?」と聞くと、捨てるものだからどうぞ持って行きな、とのありがたいお言葉。ラッキー。
これらは、この工程で集められたものとのこと
↓風であおって、軽い不純物を吹き飛ばしているところ
秋しらす操業中に何度か顔を出したら、いろいろ集まりそうな予感。
和泉の黒ミヨシ [泉州]
南大阪の漁港にて
ナマコ大漁
↓船の横にかごをゆわえつけて、船だまりにゆらゆらただよう、マナマコのかご
ナマコ酢大好き・・・これだけあったら何皿くらいできるだろう。
すぐ横に、ユリカモメがかたまって30羽ほどいたが、さすがにこれは食べない模様
おいしいのにねえ。
半分くらいは、夏羽になって、頭が黒っぽくなっていた。
ひさびさに、南大阪の木造和船をみた。
↓和泉の黒ミヨシもくっきり
江戸時代ぶいぶいいわせていた、岸和田藩に所属する漁師のしるしだった、黒ミヨシ。
この黒ミヨシをもつ船の漁師はさまざまな特権をもらっていたらしい。黄門さまの印籠のようなもんやね。
この船自体はもう使われていないのか、船底についた海藻がゆらゆらとゆらめいていたが、船内は清らかに掃除されていた。
民俗学の血がさわいで、ぶつぶつひとりごとをいいながら写真を激写してたら、干していた網の向こうからおばちゃんが顔をだして、
困ったようにこっちをみていた。
怪しいものではない・怪しいものではないのだが、怪しい行動をしているよなあ。
打ち上げられたサメを取ろうと、カラスとけんかしているところまで見られていたとしたらよけい怪しむよねえ・・・。
千客万来の日々 [泉州]
今日の仕事場は、たくさんの方々でにぎやかである。
通常の土日でも、ボランティアさんが来てくれるのでにぎやかではあるが、今日はその10倍くらいにぎやかで、楽しかったのである。
大阪市立自然史博物館を拠点に活動されている、「なにわホネホネ団」のみなさんが、10名以上もきてくださり、うちにたまりにたまった死にものを標本にしてくださったのである。
↓ホネホネ団ってこんな団体です。
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/wada/honehone/index.html
当初は鳥類2体・ほ乳類3体くらい、のつもりだったが、思ったより多くの方々が来てくださったので、+ほ乳類1体ほかたくさんの小さなものどもを、標本にしてもらった。
本来ならば、私もつきっきりでいたかったのだが、午後から河口干潟の観察会があったので、午前中しかお相手できなかったのが残念。
そのうえ、漁港のほうも休漁で、あまりおもしろい場面を見てもらえなくて、残念。これだけいろいろしていただいたのに、それに報いることができなかったのが残念。
なのにあんなに喜んでいただいて、恐縮であった。
そのほか、メールなどでしか知らない方とお話できて、ほんとうにうれしかった。
次回は、漁の盛んなときに来ていただいて、たのしいヨリカス探しをしてもらおうかな。阪南2区見学もいれて。あちらさえよければ。
そのほか今日は、チリモソさがしや、ビーズ修復なども仕事場内であって、ほんとうに千客万来な楽しい1日だった。