２日連続

ＧＷが終わると、カイコの季節。
昨日１回目の脱皮を行ったばかりというカイコの幼虫を、カイコ専門家の仕事場までもらいに行く。
今回は、私の知人が飼育する。
じいっと見ていると、飼いたいな、と思うが、今年は忙しいから断念。
モルもいるし。

今週の学校はハードスケジュール。２日連続で、自分の発表がある。
１日は、自分の研究について、もう１日は、ここ数日行っている調査の結果発表。
どちらも発表はできるが、資料づくりは手つかず。

また、尻に火がつかないと、動かないのかなー。
明日は朝から取材だから、あまり時間がとれないというのに。

まあ、なんとかなるだろうけど、これ以上、やることを増やしたくないので、昨日から今日にかけてきた、文章を書く依頼と発表する依頼を２つばかし断る。どちらの依頼も、代わりの人、たくさんいそうやから、大丈夫でしょう。

もしやＫＹ？

　大学院の講義は、今日も終日。この講義、私のほかにもうひとり、社会人学生の女性がおいでである。
　本業は事業家の方だが、兼業で専門学校の先生や、公共施設の講師などもされているとのこと。
　たいへんにエネルギッシュで、話していてたいへん楽しい。

　さて、大学院ともなれば、大学の時（といっても２０年くらい前）の講義とは、まったく違う。
　第一は、少人数。多くて７～８名といったところ。どの講義も、ゼミみたいなのである。
　教授の話のほか、院生や研究生による研究発表などもあり、区切りがつくたびに「質問やご意見は？」と、なる。

　聞いてくるからには、何か質問しなければ、ということで、われら社会人２人組は、一生懸命質問したり、意見をしたりするのだが、何度か講義を受けるうち「あれ？質問の口火を切るのは私か、もうひとりの社会人の方だねえ、もしかしたら若い子たちが、おばちゃんパワーに萎縮してるのかしら？」ということで、次の質問は、若い人に譲ることにした。

　しかし、そうなると、誰も質問しない。「質問は？」って言われたのに何もしないのは申し訳ないだろう、ということで、また私らのどちらかが口火を切る羽目になる。

　さて、今日の昼食時、現役で入った院生の方と話していると、「ふつうの講義では誰も質問しないから・・・」という言葉が出る。
　え！そしたら、質問しなくてもよかったわけ？私は、何か聞かなければ、ということで、発表を聞くたびに、これは聞きたい、とか、ここはおかしいのでは、なんて考えていたのに、そんなことしなくてもよかったのかよー。
　もしかしたら、講義がいつも時間より遅く終わってしまうのも、私のしょーもない質問のせいで時間配分が狂っているから？がーん。

　ということで、少し落ち込んだが、同じ院生の方から「みなさんの質問のおかげで、講義いつも盛り上がるし、深い部分まで知ることができますよ。」と、おっしゃってくださったのが、救い。

　でも、「このばばあのせいで、講義が長引いている」とか思っている人もいたりして・・・。私が若い院生だったら、そう思ったかもしれないし。
　ああ、久々の学生生活は、間合いを取るのが難しい・・・。

ええのう・・・

↓今日はここまで行ってきた
丹波の森公苑

丹波の森公苑

↓コバノミツバツツジが満開・その下にはワラビがたくさん


午前中、この施設の担当者の方から直接お話を聞いたが、そのなかで印象に残っているのは、何度も「このあたりの住民は、意識が高い方が多いので・・・」と口にされたこと。
そういった住民のみなさまのおかげで、人口は少ないが、いろいろな事業が盛り上がっている、と話されていた。
確かに、この公苑、地域の方が散歩に利用できるようにと、朝早くから夜遅くまで開放しているのに、不法投棄や盗難がほとんどないらしい。

ほんとうに、うらやましい限りである。はー・・・・

初講義

今日は初講義。
午前１０時から開講とシラバスに書いていたので９時４０分に行ったら、すでに講義がはじまっている。
ん？と思っていたら、１０時近くになってたくさん人が集まってきた。
やはりみんな、午前１０時からと聞いていたらしい。９時からと知っていたのは、その先生のゼミ生の方だけ。
前日に事務局に確かめた人によると、事務局もやはり午前１０時からって言ってたよ、とのこと。

先生は出席もとらず、ずっと話しておいでやったのでまあいいかと思ったが、大学院の講義ってこんなもんなのね。

講義はけっこうおもしろかった。思ったよりわかりやすくて、ついていけそうで安心した。
ただ、古典好き人間にとっては、「大経師昔暦」のあらすじ違いや、西行の和歌の引用間違いが気になっが、まあいいでしょう。本筋とはあまり関わりのない話やし。

来週は、実習。
集合時間も先生からきっちり聞いたから、今度は大丈夫でしょう。

院生交流会

仕事が終わったあと、院生どおしの交流会に、おうかがいする。
お若い方ばかりと思いきや、社会人の方が思ったより多いので、少し安心。

仕事のほうでつながりのある人たちとも、顔合わせができて、たいへんお得な会であった。
先生方も元気な方がたばかりなので、せいぜいしっかり研究して、ついていかないと。

楽しいお酒だったので、同級生と、研究の話とばか話に花を咲かせる。
研究の話のなかには、「いや～・・・そのデータの取り方やったら、ちゃんと結果出てこないんじゃあ。」と思えるものもあったが、何せまだ２２～３歳やからねえ。基礎学力は十分あるんですもの、これからでしょう。

ばか話は、年の功なのか、私の話が一番うけたみたいだ。
何を話したのかは、いまいち覚えてないが、みんなえらく笑っていたのだけは覚えている。
４０近くのおばさんが、若い子にバカ話なんてするもんやないと、後悔したものの、酒の勢いというのは恐ろしいもの。
「なにか受けをとらないと帰れない！」という意識が強く動いたのだろう。
ばかばかばか・・・。
　
話のなかで、「カラオケ好きですか？」と聞かれる。
先生や学生さん、飲み会の後にけっこう歌いに行くらしい。
好きやけど、ここ数年定番メンバー以外でほとんど行ってないから、何を歌ったら当たり障りがないのかが、分からない。

椎名林檎とかは、ドン引きされるやろうなあ。けっこう「うなる」から。
ピチカード・ファイヴは、若い子の前で歌うと、恥ずかしくなりそうやなあ。チャットモンチーは若い子に譲ったほうがええやろう。
サンボマスターも私が歌うと微妙。アニソンはもちろん封印やろう。
最近ＣＭで採用されている、スウィング・アウト・シスターでも歌っておこうか・・・。
こんなことで悩む私は、やはり小心者。

入学式

午前は入学式、午後からはゼミのガイダンス。
↓学部生といっしょなので、えらい混みよう


１階は学部生約１，２００名、２階は大学院生３００名ちょっと？３階は父兄席ということだったが、２階にいる私の隣は明らかに父兄。
そのうえ、暗くなるとえらいいびきをかいて寝てるので、奥さんとおぼしき方が、何度も足を蹴飛ばして起こそうとしていた。

会場を出ると、いろいろな勧誘がずらり勢揃い。
塾講師、安い下宿、バイト、宗教関係（創○学会とか訳わからんのとか）・・・やっぱ大きな大学は違うな。

ビラを配る人は、いずれも、私たち社会人入学生の格好を見て、一瞬ひるんでいた。
学生なのか？それにしては老けているがでも学生？いや、指輪してるぞ・・・とか、いろいろ考えて棒立ちになっている人もいた。
棒立ちになっている間に、若者はどんどん歩いていってしまっている。いかんぞ、そんなことでは。

午後からはゼミのガイダンス。私らの系統のゼミに入ったのは８名、うち２名が同じゼミ生となるらしい。
みんな若いー。

で、また記念写真、もうええっちゅうねん・・・

帰りのキャンパス最寄り駅で、ツバメのさえずりを聞く。定期券売り場の中の梁で鳴いていた。
外はちょっと寒いもんねえ。

顔はやめて～

午後から、大学院の研究科単位でのオリエンテーション。
いつものバスが、花見客の路上駐車で大幅に遅れ、ぎりぎりで到着。危ない危ない。

大学院ともなると、オリエンテーションの先生方から、今後の研究計画などについて、厳しい意見が続出。
社会人を何年もしていると、ああそうやろうなあくらいしか思わないけど、学生さんの中には明らかにびびっている人も。
私も２０代だったら、同じやったわねえ。

さて、いろいろな話も終わったところで、信じられない言葉を、司会の人から聞く。
「下の階段で集合写真を撮ります」

えー

ほとんどが、２０代のぴちぴちさんたちなのに、それにまじっての集合写真って、拷問ですがな。
なるべく大きく見えないよう、がたいの大きな男性の間に挟まれるようにして並ぶことに成功したが、この写真いらんどー。

その際、私と一緒に社会人入試を受けた女性がたも、全員合格していたことを知る。
この方々（私も含めて）、入学試験で机上に出した時計がみんな「万歩計」。
お互い健康に気を遣う年だものねえ、と妙な親近感を覚えた。

研究室が違うので、この先あまり会うことはありませんが、お互い最後までやりとげられますよう。

入学準備

合格発表に浮かれているのもつかの間、社会人院生になるには、いろいろなものが必要。
戸籍関係、在職証明、生協関係、写真、在学延長計画などなど・・・。
お金払ってハイＯＫ！とはいかないのよね。

学生証や学籍簿に写真が必要なので、前回の受験写真の失敗は二度としないぞ、と、気合いを入れて、証明写真を撮りに行く。

マスカラ・アイシャドウ・アイライン・チークなどをばっちしいれて、よそゆきの顔モードにしたというのに、また顔が大きく写る。
でこ光っているし・・・。

この写真が、学生証の写真になるのは嫌だが、また撮影するのももったいない。
まあ、免許証の写真同様、めったに人様に見せるものでもないだろうから、ええかあ、とあきらめの春。
もともとそんなに良い素材でもないのだから。

夕方、昨年仕事を辞めた友人から、劇団の研究科を無事卒業したというメールが入る。
みんな、それぞれに春が来ているらしい。

心願叶う

今日、合格発表があり、４月から大学院進学と相成りました。
仕事と学業の二足のわらじ、意志の弱い私には難しいかもしれませんが、できるところまでいこうと思います。

実は、この日は合格発表だったのですが、仕事があったので確認できず。
分かったのは翌日帰宅時にポストで見つけた、郵便物の不在票。
合格の場合にのみ、大学から郵便が送られてくるとあったので・・・。

ともかくこれで、仕事場のみんなの足をひっぱる要因が、ひとつ減って、ほっとしています。