年間行事計画 [仕事]
新しい人が1人くる以外、特に変化がないのに、けっこう緊張するのはなぜ?
さて、私の仕事場は、スタッフが少ないことや、行事担当である私のアバウトな性格もあり、今まで日時まで確定した年間行事計画をたてていなかった。
夏に昆虫採集と植物採集、冬に化石採集、春か秋に漁港見学、山の頂上が色づいたらブナ林へ行くかといった感じで決め、広報の原稿を出す数ヶ月前くらいに「いつにする~?」と、関係者に聞きにまわるといったことが、十数年続いていたのである。
まあ、私らの仕事は、季節のあゆみと相談なので、私自身はそれでもええか、と思っていたが、最近ボランティアで手伝ってくれる人たちが軒並み働きざかりの年代になり、役職についたり子育てが忙しくなったりするにつれ、「はじめから日程が決まっている方が手伝いやすい」というご意見も多くなり、大学院進学の関係で、戦力がそがれると言われたり(私ごときが戦力?)、参加者の方からも「日程が決まっているのなら教えて欲しい」という要望も多くなったので、今年度は、日程まできっちり決まった予定表を作ることに。
確かに、そのほうがいいだろう。
特に室内講習ものは、季節の関係ないのが多いのだから、最初に決めておいたほうがよい。
行事保険も1回づつかけるより、年間契約したほうが安いし。
近日中に、ボランティアさんやスタッフ全員で集まって、一気に1年間の予定をたてることに。
で、私はその資料づくり。
今年は計画的にいくぞ。
そうはいうても、飛び入り行事は入るやろうけど←おいおい。
月がとっても青いから [仕事]
映像作品の最終チェックを行う。これで完成。パッケージもOKが出た。
みんなの総力が結集されたこの作品は、どこに出しても恥ずかしくないもの。
自分たちの身近な海に、こんな美しさが潜んでいたなんて、と、よく海へ出る私たちも感動するくらい。
テレビ局で放映してもらいたいくらいのものである。大げさじゃなくて。
一つ欲を言うのなら、お金が出る時期がもうちょっと早かったら、春の磯や海浜植物も撮影できたのに。
でもそれは詮無いこと。このお金がなかったら、したくてもできなかったのだから。
カメラマンさん、ディレクターさん、アナウンサーさん、そして場所や時期を教えてくれた地元の漁師さんや研究者の方、みんなで映像を見ながら、最後、ちょっと涙ぐんだ。
駅への帰り道、あんまりうれしくて「月がとっても青いから」を歌いながら歩いていたら、酔っぱらいのおじさんやおばさんが5名合唱してきてびっくり。
でも、ある意味ちょっと酔っぱらっていた私は、それにかまわずフルコーラス歌い続け、おっちゃんたちも最後までついてきた(歌に)。この歌、3番まで知っている人って他にもいたんやねえ。
駅につくと、おっちゃんご一行と私は、「バイバイー」ってして別れたが、傍目からみたらまじ飲み仲間って思われたかも。違うで。知らん人やで。
これ誰のん? [仕事]
カルガモは、昨日より元気になっている。
数時間に一度、段ボールからばっ!と飛び上がる。そのタイミングが忘れたころにあるので、心臓に悪い。
しゅーしゅーと威嚇しなくはなったが、すぐに暗くて狭い場所に潜って、籠城する。
私の心の中で、このカモの名は「たつお」になった。なんとなく。
昨日、携帯に質問メールが届く。
内容からして、私をよく知っている人からのもののようだが、誰のものか分からない。
署名もないし、名前もない。分からないが、質問には答えた。でも返信なし。
これって、何か変なメールやったのかな。
英文を「エディ○ージ」に校閲してもらったところ、けっこうな直しが入って戻ってきた。
随分落ち込むが、文法がシンプルで明らかに読みやすい。
これなら、単語さえ分かれば、中学生でも読めるな。いい英文ってこういうことなのかしら。
まだまだ忙しくなるのよ [仕事]
夕方、仕事場に近所の女の子3人組がやってくる。
その彼女たち、15分後に出ていこうとしたので、「あれ?もういいの?」と受付の人が聞いたら、
「この年になるといろいろと忙しくてね、週に一日しか、みんなで遊べる日がないんよ。」と、のたまう。
この年というのは小学校5年生。
「たいへんやね」と受付の人がいったら、
「そうなのよ、今日も忙しいの。これから駄菓子やへ行かないといけないし、○○さんところのレトリバーとも遊ばなければいけないし。大きくなると、これだからいややわ。」
駄菓子屋とレトリバーも、重要な立ち寄り場所らしい。
大きくなるっていっても、まだまだ発展途上。これからもっと忙しくなるんだよ。
今日は館内で一人勤務だったので、外へ出ることもできず、1日原稿書きと事務仕事。
ベルサッサしようと思ったら、気分的に重い仕事メールがきて、やっつけていたらいつもの時間に。
1月も明日まで。あっという間に過ぎていってしまう。
子守さん [仕事]
少し前のことであるが、ちょっとみたいものがあったので、この博物館へ行ってきた
古い施設で、いろいろなものがこちゃあと展示されているが、けっこう貴重なものが多い。
将来借用する可能性のあるものもあるので、念入りに観察。
そのなかで、なつかしいものを発見
↓祖母は「きんま」と言っていた。このなかに幼い子どもを入れて、おとなは畑仕事に精を出していた。
私も小さい頃、この中に入れられていたらしい。証拠写真が残っている。
この中に入った私は、祖父母が田んぼを耕したりしているのを見ながら、機嫌良く遊んでいたとのこと。
仕事場のパソコンのメールが、やっと復旧。
ここ3日間ほど、まったく送受信できず。たまったメールには、いろいろなメッセージが・・・。
明日半日は、この返信に追われそう。
カマキリほどのワイルドさはない(ヒメカマキリモドキ) [仕事]
知り合いの先生から、前任校のあった某村で作られた地域生物図鑑をちょうだいする。
いわゆる、著者からの謹呈。
植物から陸産貝類までおさめた、500ページ、総カラーの力作である。
写真やイラストも豊富で、採集地もきちんとかかれている上に、同定もほぼ正確。
地域の図鑑は、論文になっていない情報が多いので、ほんとうにありがたい。
さて、帰りの電車でこの図鑑をじっくり読んでいると、このようなコメントが目に飛び込んできた。
ニホンイタチ
(前略)ネズミを主人公にしたアニメや絵本では、凶暴で恐ろしい天敵として登場する。
実際、○○小学校の鶏小屋に侵入してニワトリに被害を与えた。
ニホンイノシシ
(前略)その肉はボタン鍋の材料として1kg8,000円程度の相場で取引される。
シロフアブ
夏の終わり頃に川へ遊びに行くと、水泳パンツの濡れたところへばかり集まって大変な思いをしたことがある。
サワガニ
小さい頃から遊び友達であったから、サワガニの唐揚げ料理があることを知り、さらに目の前に出てきた時にはショックを受けた。
などなど、およそ、一般的な図鑑では入らないようなコメントが続々。
ちょっとした「やぎポエム」状態。
なかなか楽しい。
こんな図鑑、作ったらおもしろいかも、と思ってしまった私。
http://www.totsukawa-nara.ed.jp/bridge/guide/nature/ng_kanko.htm
宣伝塔1号・2号 [仕事]
チリモソのテレビ取材を受けることになった。
主な出演者は発案者であるが、私も少し顔を出すことになりそう。
放映番組は、日曜夜の大阪ローカル。
この番組、長いと思っていたら、10年以上続いているらしい。
そういえば、フルタ時代のチョコ○ッグ全種の展示をしたときにも、取材を受けた。
そのころ私は20代、確かまだ20世紀。ずいぶん経ったなあ。
テレビに出たあとは、絶対お客さんが増える。
顔をさらさねばならぬのは拷問だが、仕事と思って我慢我慢。
あ、そうや。
あの番組だったら、タレントさんが来るはずやから、色紙用意しておこうっと。
貧乏暇なし [仕事]
パソコン、今日復活。
助かったよう。
ハードディスクが静かでええのう。
パソコンを立ち上げたら、今年の学会で会った人たちから、いろいろなメールが来ていた。
今回の発表をまとめて、某学会誌へ投稿しないかとすすめるメールも入っている。うー。
あの学会誌に書けるほど、頭よくないんだわ。誰か代わりに書いてー。
メールをみたら、原稿依頼が何本か。
この間仕上げたばかりなのに、また新しいのが入っている。
どれも興味のある媒体ばかりなので、スケジュールに無理はあるが、受けることにする。
今年の10月は、特別展もしっかりした人がしてくれるので、私はそんなに忙しくならないと思ったが、結局なんやかやでばたばたしそうな予感。
明日から九州 [仕事]
明日から学会で九州行なので、今日のうちにいろいろ仕事を済ませておく。
連絡事項もあらかた伝えた・・・多分。
そのかたわら、昨日作ったパワーポイントに手を加える。
おかげで、言いたいことはだいたい入ったけど、ちょっとごちゃごちゃ及び散漫になってしまったかな。
時間内におさまるかしら?
おさまらなくてもかまへんけどね。
どうせ同時間の別会場のほうに聴衆は集まるやろうし。こっちはアットホームに参りましょう。
昼から、秋の校外学習や遠足の見学予約が立て続けに入る。
祭りが終わって、やっといろいろ動き出したようだ。
化石のレプリカづくりセットや、教材用化石資料の貸し出しも好調。
渡り途中と思われる、キビタキ若の落鳥が市街地の方から持ち込まれて、いよいよ秋になってきた感じ。
気温はそれに追いついてないけど。
10月の特別展初日に、団体さんが入ることになった。ちょっとうれしい。
子どもさんが多い展示場って、ニュース映像で、いい感じになるのよね。
忙しい仕事場は、嫌いじゃない。いろいろ動いているうちに、考えがまとまってくる。
帰ってから九州に行く準備をしていると、夫がデジカメを貸してくれた。
まだ新しいの買ってないのに、すまないなあ。
壊さないようにしないと。
夏休みを迎えて [仕事]
机仕事がひと段落したので、ここ数ヶ月来の懸案事項・ショップ商品の総入れ替えを行う。
ポップ文字の達人や、陳列の達人、手先の器用な人など、ベストメンバーがそろっている今日。
この1日で、全部やってしまおうと決める。
あいにく留守番を仰せつかっているので、外へ出ることができないし、ちょうどいいわい。
ホタル石や方解石などのほかに、黄鉄鉱や滑石など、夏休みの実験に使えそうなものをそろえる。
化石は、ナイティアやスピノサウルスの歯などを入れてみた。その他、無脊椎・脊椎いろいろと。
なんか、思ったよりいい感じに仕上がった。満足満足。
夏休みらしい商品たちのできあがり。
そういえばだいぶ前、私が入っていた同業者の会で、「ショップ運営は本来の仕事じゃない。こういうものを私たちがかかずらわらなければいけない、ということ自体が、日本の文化の程度の低さを露呈している」という同業者がいたが、そういう人から私を見たら、こんなやつに、同業者なんて名乗って欲しくないだろうな。
私は、ショップの陳列も、利用者の興味につながると思うから勝手にすれば?ではいけないと思うのだが、もともとの志が低いから、こういうふうに考えるようになってしまうのだ、といわれても、言い返せるほど頭がよくない。残念やけど。