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これが食べたい [食べ物]

池波正太郎の「剣客商売」を、読んでると、食べたいものが次々と登場する。
鉄鍋で煎りつけた鴨の肉に芹をあしらったもの。
あとでおはるさんが、得意の鴨飯を作ってくれるらしい。
私も食べてもよろしいかしら。
芹を湯にくぐらせて一塩して軽く押したのもいっしょに、全部食べたい。

昆布だしに猪の脂身の細切りを入れて煮、そこに輪切りの大根を沈めて、醤油を少したらして、熱々を食べるお鍋。
冷酒にあいそう。

「六道の辻の菜飯屋」の菜めし。
菜めしのほかは、熱いみそ汁と酒しか出さない店らしい。

小兵衛好みの、鯰を味醂醤油で付焼にしたものや、鯰鍋。
(2匹一気に食べて、ひどい下痢になったりしているが)

「ぶっかけ」も食べてみたい。
浅蜊のむき身と葱の五分切をだしで土鍋で煮て、ごはんにお汁といっしょにぶっかけるという、深川の人たちの食べ物。

ふと、杉浦日向子さんの著作を思い出す。
まだまだ生きて、江戸の世界を案内してもらいたかった。



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コメント 2

やっぱり?そうですよね?食べたくなりますよね!私も池波正太郎ファンなんです。まねしてお料理してみたりしたもんです。手長海老の山椒漬け焼き、食べてみたいですー。「剣客商売」シリーズはひとつのことに熱中しすぎて愛嬌ありすぎる人物がたくさん登場するので特にお気に入りです。
by (2006-12-15 10:04) 

ちよのすけ

素風さまこんばんは、お越しありがとうございます。
剣客商売、いいっすよねえ。
私は気に入ったせりふを、声に出して読んでみて、またしびれてしまってます。
しかし素風さんが、池波正太郎の作品のファンでいらっしたなんて、うれしいっす!
旬のものが、一番おいしい形で出てくる、この時代に生まれ変わりたいです。
by ちよのすけ (2006-12-15 22:20) 

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