踏んだり蹴ったり [仕事]
今日は雨なので、仕事場は近所の子どものたまり場に。
私も外に出る予定だったが、雨では調査にならないので、来週土日に大阪市で行う実習準備。
ちょうど来ている子どもさんに、土日にする実習をやってみてもらう。
いつもおなじみの化石のレプリカづくりだが、石膏ではなく「おゆまるくん」を使って行うので、子どもの反応を見てみたいというのがあったのだ。
↓おゆまるくんってこんなの
http://www.hinodewashi.com/tukaikata_4.htm
子どもたちは、ふだんできない実習に大喜び。
小学校1年生くらいから、大丈夫みたいやね。
こちらとしては、小さいお子さん3名くらいで出来たらいいや、と思ってたのだが、結局10名くらいにレクチャーすることに。なかなか反応が良い。
そのうち1人の男の子が、おゆまるくんがスーパーボールと同じ素材でできているのを教えるやいなや、作ったレプリカを壁や床に打ちつけ始めた。
良く跳ねるから気をつけよう、そんなんしたら、形が変わってしまうからあかんで、っていったのに、案の定、変に跳ね上がって、手作りレプリカはどこかへ行方不明に。
落ちた場所は分かったものの、とてもじゃないけど人の手で取れるところにはない。
「大事な物や言うてたのに、おもちゃにしたからこんなになったんや。自分あんだけがんばって作ったもん、なんで投げるかなあ。」
などと、私に言われたのがこたえたのか、しゅ~んとして、外へ。
しかしすぐ、「僕の傘がない!」と、また戻ってくる。
吹き降りの雨に自転車が濡れるのが嫌で、自転車の上に傘を広げたまま中に入ったのに、その傘がなくなっていたらしい。
傘を貸してあげたのだが、彼は固辞して受け取らない。
「こんなん借りたら、お母さんに怒られるよう。あの傘もな、お正月におばあちゃんから買ってもらったばっかりやったのに。」
・・・そうかあ、この子は今日ついてないんやなあ。
たまり場で、おばちゃんに怒られ、家に帰ってもお母さんに怒られ、今日は踏んだり蹴ったりなんだろうなあ、と思うとちょっと言い過ぎたかな、と反省する。
私はすぐかっとするところがあるから、気をつけねばならない。
ちよのすけさんは本当に優しい方ですね^^
何だか読んでいて温かな気持ちになりました。
ちゃんと、男の子の気持ちに気づいてあげられるって素敵なことですね◎
by watakiti (2006-03-02 00:06)
子供は怒られて、成長するものです。
人の話を聞かないで、怒られたのですから、いい経験です。
今後は物を大切にするでしょうね。
おゆまるくん、自分も昔、遊んだような記憶があるのですが、気のせいかな。
by あまちゃん (2006-03-02 00:09)
わたきちさんこんばんは。お越しありがとうございます。
いや~私は優しくないです。けっこうきついですよ。
感情にまかせて「なんでやねん!」とか言いながら怒りますから。
で、あとで「言いすぎたかなあ」とか、反省するんです、いつもそうなんです。
一昔前に長屋にいた、怒りんぼのおばちゃんってやつですかね。
by ちよのすけ (2006-03-02 23:14)
あまちゃんさんこんばんは、お越しありがとうございます。
おゆまるくんは、ご長寿商品で、「ヒノデワシ」という墨田区?の会社だけで作られているもので、あまちゃんさんも遊んだのかもしれませんね。
子どもって、夢中になるとどうも人の話を聞かない、という傾向があるようで(もそうだったような)。
私はもう少し感情にまかせず、冷静に怒れるといいのですが、修行が足りませんなあ。でも、怒られた彼がむっとせず、素直にごめんなさい、って謝ったのはよかったなあ、と思うのです。
by ちよのすけ (2006-03-02 23:22)