メールでつながる [古生物]
本日は、学会申込書および要旨提出〆切。なんとか提出。
助成金の内容についての質疑も、これで終わりのよう。
今日でなんとか一区切り。
ここ1月ほど、ある村の小学校6年生とメールで文通している。
たった3人の6年生が、自分の村でも化石がとれないかと、地質図や本を読みながら、悪戦苦闘。
彼らの質問について答えたり、資料を送ったりしているうちに、顔も見たこともないのに、大好きになった。
私の専門は化石ではないのだが、化石の専門家である知人の意見をとりまとめて送信するものだから、先生、先生と呼ばれている。
そのたびに「私は化石の専門家とちがうよ」と、否定するが、いまいちピンとこないのか、この間も、近くの川で採集した石灰岩の割った画像を送ってきて、このなかに化石っぽいのないかな、と質問してきた。
画像を見た限り、残念ながら大型化石はない模様。石灰岩があるから、顕微鏡とかで見たら何かあるかもしれないんやけど。
でもね、今みつかっていないということと、これからも見つからない、ということは一緒じゃないからね。
手始めに、スクールバスで行ける県内の有名な化石産地に行って観察してみるのはどうだろう。
さっさと断ち切りたいつながりもあるにはあるが、こういううれしいことが多いから、基本的にメールは好き。
化石発掘は老若問わず人の心をかきたてます。小学生が燃えるのもよく分かります。アドバイスも的確であると感じられます。ちよのすけさん、立派に先生なさっておいでです。
by (2007-07-23 02:01)
素風さまこんにちは、お越しありがとうございます。
化石は確かに、子どももおとなも大好きですね。ここを入り口に、自然科学が好きになってくれるといいなあ、と思います。小さな小学校のみんなは、今も学校にあつまって、資料を調べたりしているとのことです。
by ちよのすけ (2007-07-23 10:52)