無事に次年度へ

今日は夕方からゼミ。
しかし、仕事がたてこみ、着いたときには既に終了・・・がくー。

気を取り直して、昨年度の成績表と今年度の研究計画書・履修登録票をもらいにいく。
無事に、全単位取得できていたので、ひとまず安堵。
思ったより順調なので、もしかしたら２年で修了できるかもしれない、と、甘い考えをもってしまう。
いや、そりゃあ、できれば２年で終わりたいけど、未熟者の私が、ちゃんとできるのか、はなはだ疑問。

来年の履修登録は来週初めまでとのこと。
急がないと。

２週連続

先週のゼミは、直前になって急な打ち合わせが入ったため、欠席。
今週のゼミも、急な来客のため、欠席・・・。
２週連続欠席は、院に通い始めてから初めてのこと。

年度末だから仕方ないとはいえ、来年は論文提出。
早めに取りかからないと、仕事と両立できないかも。
今から計画的にせんとなあ・・・とは思うものの、目の前の仕事もなかなか順調にすすまない今日このごろ。

感謝なのだ

今日は学校の日。集中講義ひとつと、ゼミ。
１年たつと、ゼミの文献説明も、楽しくなってくるものである。

ゼミが終わったあと、同級生（といっても私より１０数才年下）が、「ちよのすけさんに役立つんじゃないかな、って文献を見つけたよ。」と、教えてくれた。見ると、私がたてた仮説にドンピシャな文献。
お師匠さんも、「すごいやないか、ええの見つけてくれたな。よかったなあ。」と、わがことのように喜んでくれた。

みんな、自分の研究で忙しいはずやのに、こんなん教えてくれるなんて、と、とてもうれしくなった。さっそくコピー。

とはいえ、院生室ではしゃぐのは今は御法度。
先輩たちは、論文提出直前で連日徹夜中。ぴりぴりした雰囲気がいたい。
来年の今ごろは私もああなってるんかなあ・・・。

　

断層・撓曲・地すべり

本日は巡検。とてもよいお天気。４月上旬の陽気だとか。

まずは、阪神淡路大震災で存在が分かった「西宮撓曲」の上を歩く。
そのものはきちんとみえなくても、地形が示してくれているんだなあ。

そのあと、甲陽断層が分かるところと、地すべり資料館を見学。
あの地すべりに、近くの断層が関わってなかったことに驚くとともに、あの、何名もなくなられた惨劇はここで起こったのか、と、慰霊碑に手をあわせる。

↓大阪層群の波打ち際のあとらしい・礫はほとんどがチャート


たくさん歩いたことで、いろいろなことを知ることができた１日。

恐竜だけと違うで

丹波竜の発見で沸き立つ篠山川周辺の巡検である。
↓篠山層群のようす


恐竜が発見されたのは、もうちょっと上流。この日も発掘作業が続けられていた。
雪も時々ちらついて、寒い中ではあったが、今まで分かった気になって何気なく使っていた地質学の用語の正しい意味を知ることができたのは大収穫。

ヤマセミ・カワガラス・ミヤマホオジロ・カヤクグリなども見られてラッキー。

このあと、ほんとうならばゼミがあったのだが、先生のおかげんがすぐれないということで、休講。
天王寺で夫と待ち合わせて、ごはんを食べて帰る。とてもよい１日。

これって成長？

昨日１日で仕上げたレジュメをもって、ゼミ発表。
どきどきしながら発表していたら、先生にほめられる。
「すごくよく理解して話してる、１年の終わりに、すごい成長が見られたな！」
集中したのがよかったのか、先生のおっしゃったとおり、成長したのか。

こういう成長は、以前、文化財修復の仕事をしていたときにもあった。
不器用な私は、最初は棟梁に怒られてばかり。
数ヶ月は、「こら」と言われたら私、という状況が続きまくって１年近くたったころ、いきなり色々なことが上手に出来るようになり、「おまえ、いきなり使えるようになる質のやつやな。」といわれた。

私の成長は、いつでも自然対数曲線。はじめての鳥の学会発表でもそうやったような。

別名、火事場のくそ力というのだ、これは。

残り１日！

明日は、今年はじめての大学院講義とゼミ。
特にゼミは、私の発表回。
今まで、風邪だの仕事だので、ほとんど何も手をつけていないので、今日１日でなんとか形にしないと。

集中したのが良かったのか、いつも数日はかかる文献の読み込みが、数時間で終了。
内容も驚くほど頭に入った。
レジュメもあっさり作れて、ちょっと不安だが、もうこれ以上手を加えても仕方ない。
明日にむけて、ゆっくりやすもう。

文章のプロ

出版社に依頼され、原稿を執筆している。
文章が下手な私は、こんな役どころは極力避けたいところだが、私が書いたのを、プロの編集者さんがなおしてくれるというので、だいぶ気が楽になって、引き受けることに。
私の文章がそのまま出ないということで、みんなも安心してくれているみたいやし、私自身、埋め草で書くものより、百倍以上楽しい。

ということで、下手なら一つでも美点がないと申し訳ないので、少しでも早く書きあげるべく、ここ数日はけっこうなペースで書いている。
楽しいと、これくらいの早さで書けるんだ、と、われながらびっくり。

その日に書いた分の原稿を送ると、数日後、エディターさんからこう直したらどうですか？という改訂案が届く。

その改定案、そんなに目立って訂正していないのに、そうそう、ここが強調したかったのよ、とか、これだとはるかに読みやすいね、とか、あ、ここは論点がぼやけているな、もうちょっと内容足さないといけないってことやね、とか、気づかされることだらけ。

それはまるで、もっさい小紋が、八掛を変えただけで粋な外着になったような感じ。
プロの仕事ってすごいなあ、と思う。

学校の日

今日から、新しい講義がはじまる。
ゼミのほうは、お師匠さま、別講義がはじまって多忙につき、これからしばらくお休み。
ちょっと一息つけるかな。仕事は忙しくなる一方やけど。

今日は寒いので、お鍋。
お米がきれてしまったので、しめはおうどんかな、と思っていたが、けっこうたくさん食べたので炭水化物なしで本日の夕ご飯終了。
お鍋ダイエット、再開しようかな、と思う今日この頃。

山の中は寒い

毎週水曜日は、学校通いの日。
今日も元気に・・・といいたいところだったが、教室のあまりの底冷えぶりに、ふるえがくる。
お昼休みが来たとき、同級の方と一緒に、あんかけうどんだの、鍋焼きうどんだのを食べる。
だいぶん、生き返る。

午後からは、バクテリア採集のために野外に出る。
外のほうがぬくいので、この作業は地獄で仏。近くの池で、ヒドリガモとマガモを発見。

電車で２時間ちょっと行っただけのところだけど、盆地はやっぱ寒いのね。

来週からは忙しくなりそう。