めらめら [泉州]
今日はお正月のお飾りを燃やす日
↓うずたかく積まれたお飾りや書き初めたち・大とんどである。
午後から鳥の講話にいったとき、生徒さんを待っている間に撮影。
ふだんは満々と水をたたえた池だが、冬に水をぬいて空き地になったところで、この地域のお飾りを焼くのである。
歴史としてはそう長くないらしいが、周辺の人々に愛されている行事。
近所の人や、カメラマンたちが、点火を待っている。幸い今日は風もなく、暖かい。
これだけ大きな火をたくとなると消火も大変なようで、地域の消防団や消防車がスタンバイしてた。
点火まで見ていたかったのが、仕事があるのでそうもいかず。
ガンカモ調査で日が暮れる。やっと半分終わったぞ。
あまりにも・・・ [泉州]
↓昼過ぎ、この間お世話になった人からメールが。
http://www.awajiline.co.jp/info/index2.html
新聞にも掲載されてたそうですが、先日の大阪湾観察会でお世話になった、南海淡路ライン(泉佐野~津名)が、来年1月31日をもって航路休止となるそうです。
会社の人たちも、急なことで気が動転されているようでした。
私も一瞬、息がつまりました。
この間の観察会のとき、来年はスナメリが見られる時に企画しましょうと話したこと、とか、
船長さんが操舵室を見せてくれて、たいへん親切に説明してくれたこと、とか
船って楽しいなあ、って参加者と話しながら、大阪湾を見ていたこととか・・・
つい1週間前のことが、一瞬のうちに遠ざかってしまったような気がしました。
何事も収益第一ですから、そういう結果もありなのでしょう。明日は我が身かもしれません。
はっきりしているのは、あれだけいろいろとがんばってフェリーを盛り上げようとしていた、スタッフの人たちの努力が、結局実らなかった・・・ということです。
フェリーも淡路島も、南大阪から遠ざかっていく秋。
スナメリとユウレイクラゲと無法者 [泉州]
大阪湾観察会当日
↓乗ったのは南海淡路ライン「さざん」・泉佐野~津名航路
おめあてのスナメリはいなかったが、ユウレイクラゲとウミネコがたくさん。カモメ・セグロカモメ・オオセグロカモメも海上にけっこうういていた。
船長さんのご厚意で、操舵室の見学もできて、子どもたち(おとなも)大喜び。
泉佐野と津名の岸壁でプランクトンネットをひいて、コペポーダ(ケンミジンコの一種)を採集し、カードケースにいれてルーペで観察。ケイソウ、ヤムシ、ヒトデの子どもなどもがとれた。
淡路島・津名港の岸壁で釣りをする人々の成果を見ると、マアジ、シマイサキの小さいの・クサフグ(外道)・マダイ(小さいのでチャリコ)・イシダイ(しましまの三番叟)、スズメダイなど、いろいろとれている。下に、おおきなグレが見える。
スナメリが見られなくてもおおむね楽しい観察会だったが、泉佐野港へ入港するとき、変な汽笛を何度も鳴らしたので、どうしたことかとうかがうと、プレジャーボートが航路を塞いでる。
これでは通れない。
船のきめごとを知らない無法者船乗りが、係留禁止の関空橋、それもフェリーのくぐる橋げたの横にとめて、身内でわいわいやっている模様。
一番びっくりしたのは、泉佐野港入港直前。
2人乗りと3人乗りジェットスキーが各1台、堤防の後ろから飛び出してきて、直前を横切った。ぶつかりそうでひやひやした。
あの~・・・航路や港って、ジェットスキー走るの禁止ではないですか?
大阪湾沿岸に、こんなに無法者がいるとは思わなかった。陸と変わらないではないか。
今の子どもは不自由だ [泉州]
ここ数日、近所の小学校が集団下校をしている。
近所のお母さんによると、どこかの掲示板の書き込みで、「この地域の子どもを殺す」というのがあったそうな。
つい先頃もそういう書き込みがあって、みんな警戒してたのに、またである。
もちろん、学校が終わっても、子どもたちは満足に外で遊ぶことができない。
いつもの公園もし~んとしている・・・。
子どもを持つ親御さんは、気が気ではないだろう。
実際、子どもに悪いことをするおとなもいるし。
以前、小さな女の子が泣きじゃくって、仕事場にかけこんできたこともある。
こんなことして、なにがうれしいんじゃ。
こんな世の中では、外で自由に遊べるわけがない。
最近の子どもは、外で遊ばないとか、ゲームにおかされているっていう人がいるけど、遊ばせないようにしているのは、どこの誰なのか?って考えるほうが先決でしょう。
今日から日記 [泉州]
今日から、ここに日記をつけていくことにした。
現在、午前4時34分・空が白みはじめ、ハシブトガラスが鳴きながら横切っていく。
午後8時30分・「泉州だんじり牛乳」を近所のスーパーで購入。
私のすむ地域では、このような商品がちょくちょく販売されている。よくある観光客目当てではない。
ちょっと町を歩くと、消火器やオレンジジュース、果ては自動販売機にまで、だんじり関係の絵柄がふつうにデザインされている。
中身は別に変わりないのに、それだけで地元民によく売れるらしい。
自販機にだんじりの図柄があると、ぜったいいたずらされない、というし。
私はもともとここの人間じゃないので、このだんじりにかける情熱は理解しがたい。