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海の見える病院

友達が、東京で病気とたたかってる。
今日は大丈夫、との連絡をもらったので、病院に行く。
数日前まで元気で、外出も出来たんだけどね~、もんじゃとか計画してたんよ、遠くからきてくれたのにごめんね、って。

 いうなよ、東京ら近いし、いわゆる「アラフォーマダムらの心のエステ」(珍道中と違うど)も兼ねてやからな、きにすんな、と一緒に行った友達が言う。おい、わたしはアラフォーと違うど。まだやど。

馬鹿話で盛り上がる。笑うと体に良いから、と、お医者さんがきて、話してくれた。

私の体のことを、ほっといたらあかんで、ちゃんと病院に行きなあ、検査しなあ、という。会うたびに言ってくれる。
自分の体だけのことを考えよし。私も(怖いけど)行くから。

いつの間にか、手元が暗くなっていた。
夕方や、ごはんの時間や、長居してごめんな、といいながら、病院をあとにする。

この病院の行きにも帰りにも、泣いてる人がいた。

夜、ぐらぐらと、ゆれた。余震がまだ続いているのか。こんな不安な気分のなか、あの子は病気とたたかっているのだ。はやくこっちへ帰れたらいいのに。
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落下傘

病気だけでなく、余震にまで気にしなければならない状況と
いうのは、やはり辛いところですね。

ご友人の一日も早いご快癒を祈ります。
by 落下傘 (2011-05-05 23:38) 

ちよのすけ

落下傘さまこんばんは、お越しありがとうございます。
はい、確かに、同じ年なのに、なんで、と思います。
早く良くなったら、こういうこともしよう、ああいうこともしようと考えているのですが・・・。

そうそう、素風さま、ごめんなさい。コメントくださっていたのに、おかえしもせず。~しよし、というのは、和歌山の方言です。

by ちよのすけ (2011-05-08 01:48) 

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