三男坊 おしり噛まれる

スナネズミ三ばか兄弟、二度目の大げんかである。
数ヶ月前になっった一度目は、順位付け的なものだったが、今回はどうやらそうではない模様。
三男坊が、一方的におしりをむしられて、泣いている。

今日も少し小競り合いがあったので、よく観察していると、長男クンが大事に巣材の下に隠している、中身がぱんぱんに詰まったひまわりのたねと、めったにもらえないかぼちゃのたねを、三男坊が勝手に掘り出してこそこそ食べていた。←こういう貯蔵をするのは、長男君だけ、あとの子は、めいいっぱい食べるんですけどね。
それをみつけた長男君、たたたたた・・・と近寄ってぼんっ！と蹴りを入れ、三男坊は、頭だけ隠れる植木鉢の中に逃げ込む。

つまりが食べ物の恨み。

しかし長男君、血のまったくつながらない三男坊を受け入れ、次男坊共々仲良しさんにしているのに、それを仇でかえされたら、嫌にもなるわよねえ・・・。