駅前にて

通勤で立ち寄る駅が4駅ある。いずれにも、ミュージシャンの卵がいて、毎夜いろいろな曲を奏でている。
このなかの2駅は、人通りが多いからだろうか、けっこう上手なグループが集まってる。
近所に住む方に聞いたところ、メジャーデビューを果たした子もいるよ、とのこと。

たまに、騒音レベルもあるが、こういうのは1～2回で消える。
街頭は周囲の反応がダイレクトやから、いたたまれなくなるんだろうな。

そのなかで、ちょっと気になる人が最近いる。
金髪碧眼の外国の方なのだが、いつもソロでサックスを演奏している。
すごく上手なのだが、その横にある立て札が「英会話　教えます。やさしくします。」
先日潰れた英会話教室で講師をされていた方らしい。

ある日、それを見た会社帰りとおぼしきおにいちゃんがが
「にいちゃん、英会話じゃのうて、サックス教えてほしいわ。」
と声をかけていた。
私もそう思っていたので、彼の返答を待っていたら
「サックス吹きながら、英語話せないから、できない。それに、英会話のほうが、ぼくは得意だ。」
とのこと。
少しピントのずれた答えだが、つまりがあくまでも英会話を教えたい、ってことなのだろう。

もったいないねえ。

教えるといったら、私が通っていた学校横にあった塗料屋さんの看板に
「色の道　教えます　はじめての方大歓迎」
ってのがあって、びっくりしたことがある。
ＤＩＹ講座（ペンキの塗り方とか）だったようだが、色の道・・・若い私はどきどきしたものである。
今は笑ってネタにするけど。

コメント 2

やさしくしますって(笑)
いいなあ。こういうヒトから教わりたい。
もちろん、サックスの方ね。
by タッジーマッジー (2010-05-17 18:30) 

タッジーマッジーさまこんばんは、お越しありがとうございます。
サックス、とても上手なんですよ。なのに、教える気は全然なく、話しかける人ごとに「英会話は興味ありますか？」と聞いてきます。
天然のおもしろさです・・・。
by ちよのすけ (2010-05-17 21:31)