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絵心 [へんなもの]

知り合いの漫画家さんから、次の会報に出す原稿をいただく。
漫画の制作過程であるが、ささっと書いたと思われる下書きなのに、美しい。
なんで、こんなにきれいなんだろう・・・。

私は、絵心がない。
図工も美術も好きだったのだが、できたものが、まったく美しくないし、絵による意志の疎通もできない。


以前、東南アジア方面へ旅行したとき、こんなことがあった。
汁そばにねぎを入れてほしいと、紙にねぎの絵を描いて、これを刻んだのを持ってきてほしいと伝えたところ、厨房の人が出てきて「ほんとうに、こんなものを刻んで入れるのか?」と聞く。
え、ねぎって一般的じゃないの?って、厨房をのぞくと、そこにいたのは、緑色のヘビ。
入れられる前でほんとうに、よかった。

緑色に塗ったのがいけなかったのか?

結婚してから、夫と神話に出てくる「やまたのおろち」の形状についてもめた際、私の書いた絵を見て夫が「たこが1匹伸されて入ってるえびせんみたいやなあ。やまたのおろちではなくて、やちまたのおろちと違うか。」と言って、大笑いした・・・。
結局、いろいろ調べたところ、私のおもっている「やまたのおろち」が正しかったのに、私の絵のまずさで、ただの笑い話に。

私の周りには、絵を生業にしている人が多い。絵の上手な知人も多い。父も夫も絵が上手。

どこで、どう違って、こうなったのか。

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タッジーマッジー

汁そばのとこから爆笑でした(≧∇≦)
絵心ないとおっしゃりながら、
なかなかのチャレンジャーですな。
おうちのことやお仕事のことから察するに、
上手いけど細部まで写実的過ぎなんじゃないかなあ、
という気が。
へびそばとやちまたのおろちの絵は是非見たかった。
by タッジーマッジー (2010-04-05 07:53) 

ちよのすけ

タッジーマッジーさまこんにちは、お越しありがとうございます。
汁そば事件は、今でも多くの友人の語りぐさになっております。でも、友人のだんなさん(すごいクールなイケメン)が、鼻からうどんを出して、むせながら大爆笑されたときには、たいへん困りましたが。

確かに、おっしゃるとおりです、細部まで細かく書きすぎて、何がなにやらわからなくなる、やめどきをわからない、というのが悪いところではないかと。

やまたのおろちの絵は、今でも夫にネタにされています。
by ちよのすけ (2010-04-05 09:35) 

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