文章のプロ [べんきょ]
出版社に依頼され、原稿を執筆している。
文章が下手な私は、こんな役どころは極力避けたいところだが、私が書いたのを、プロの編集者さんがなおしてくれるというので、だいぶ気が楽になって、引き受けることに。
私の文章がそのまま出ないということで、みんなも安心してくれているみたいやし、私自身、埋め草で書くものより、百倍以上楽しい。
ということで、下手なら一つでも美点がないと申し訳ないので、少しでも早く書きあげるべく、ここ数日はけっこうなペースで書いている。
楽しいと、これくらいの早さで書けるんだ、と、われながらびっくり。
その日に書いた分の原稿を送ると、数日後、エディターさんからこう直したらどうですか?という改訂案が届く。
その改定案、そんなに目立って訂正していないのに、そうそう、ここが強調したかったのよ、とか、これだとはるかに読みやすいね、とか、あ、ここは論点がぼやけているな、もうちょっと内容足さないといけないってことやね、とか、気づかされることだらけ。
それはまるで、もっさい小紋が、八掛を変えただけで粋な外着になったような感じ。
プロの仕事ってすごいなあ、と思う。
文章が下手な私は、こんな役どころは極力避けたいところだが、私が書いたのを、プロの編集者さんがなおしてくれるというので、だいぶ気が楽になって、引き受けることに。
私の文章がそのまま出ないということで、みんなも安心してくれているみたいやし、私自身、埋め草で書くものより、百倍以上楽しい。
ということで、下手なら一つでも美点がないと申し訳ないので、少しでも早く書きあげるべく、ここ数日はけっこうなペースで書いている。
楽しいと、これくらいの早さで書けるんだ、と、われながらびっくり。
その日に書いた分の原稿を送ると、数日後、エディターさんからこう直したらどうですか?という改訂案が届く。
その改定案、そんなに目立って訂正していないのに、そうそう、ここが強調したかったのよ、とか、これだとはるかに読みやすいね、とか、あ、ここは論点がぼやけているな、もうちょっと内容足さないといけないってことやね、とか、気づかされることだらけ。
それはまるで、もっさい小紋が、八掛を変えただけで粋な外着になったような感じ。
プロの仕事ってすごいなあ、と思う。
すてきー! 上梓の暁にはぜひ拝読いたしたく。でも、私なんかで読めるかなあ。文章のチェック、個人的に受けてみたいわあ。どうもいかんなあ、とオノレの文章を読み返して思いますもの。
by 素風 (2008-12-06 14:46)
素風さまこんばんは、お越しありがとうございます。
ジャンルはエッセイ、という感じでしょうか。文章チェック、とてもいいですよ。自分が文章上手だと錯覚してしまいそう。
by ちよのすけ (2008-12-06 21:38)