SSブログ

文章のプロ [べんきょ]

出版社に依頼され、原稿を執筆している。
文章が下手な私は、こんな役どころは極力避けたいところだが、私が書いたのを、プロの編集者さんがなおしてくれるというので、だいぶ気が楽になって、引き受けることに。
私の文章がそのまま出ないということで、みんなも安心してくれているみたいやし、私自身、埋め草で書くものより、百倍以上楽しい。

ということで、下手なら一つでも美点がないと申し訳ないので、少しでも早く書きあげるべく、ここ数日はけっこうなペースで書いている。
楽しいと、これくらいの早さで書けるんだ、と、われながらびっくり。

その日に書いた分の原稿を送ると、数日後、エディターさんからこう直したらどうですか?という改訂案が届く。

その改定案、そんなに目立って訂正していないのに、そうそう、ここが強調したかったのよ、とか、これだとはるかに読みやすいね、とか、あ、ここは論点がぼやけているな、もうちょっと内容足さないといけないってことやね、とか、気づかされることだらけ。

それはまるで、もっさい小紋が、八掛を変えただけで粋な外着になったような感じ。
プロの仕事ってすごいなあ、と思う。





nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 2

素風

すてきー! 上梓の暁にはぜひ拝読いたしたく。でも、私なんかで読めるかなあ。文章のチェック、個人的に受けてみたいわあ。どうもいかんなあ、とオノレの文章を読み返して思いますもの。
by 素風 (2008-12-06 14:46) 

ちよのすけ

素風さまこんばんは、お越しありがとうございます。
ジャンルはエッセイ、という感じでしょうか。文章チェック、とてもいいですよ。自分が文章上手だと錯覚してしまいそう。
by ちよのすけ (2008-12-06 21:38) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

悲しいお知らせ今年限り ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。