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海づくしの一日 [ぶらりあるき]

一度書き込んだのに、エラーで消えた。
軽く立ち直れなかった(涙)。

今度の日曜日、大阪府泉佐野港~淡路島津名港を結ぶフェリー「南海淡路ライン」に乗って行う、
大阪湾洋上観察会の下見に行く。

大金星「スナメリ」は見られなかったが、ウミネコの群れと、上空を飛ぶヒヨドリの群れにあう。
南海淡路ラインの方のご厚意で操舵室も見られることに。ありがたいなあ。

↓泉佐野漁港へ戻る漁船・パッチ網か底引き網

帰りに立ち寄ったいつもの古本屋で、欲しかった本を見つける。それもワゴンの中から。

南日本新聞社 編 「トカラ・海と人と」

これは今から30年前に刊行された本。
トカラ列島に暮らしていた人の肉声がぎっしり詰まっている。

 日本最初の、過疎による全島移住を行った臥蛇島の人々のことや、最後まではしけ作業が残っていた小宝島のようすなどが、よくわかる。

 もともと地方新聞の連載コラムだったためか、章立てがいやに細かかったり、地元の人しか分からない事情が飛ばされてたりと、少々読みにくいところもあるが、それを感じさせない迫力の書である。生きた民俗学やなあ。

今の仕事では少しも役立たない民俗学ではあるが、昔大好きだったことを思い出した。
集めてそのままになっている聞き取り調査のノートをまとめようかな、と思ったりして。


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コメント 4

私も書いている途中のコメントや記事をぶっ飛ばして泣きたくなることもしばしば。ネットワークのエラーかもと思われることもありますが、それよりも拙宅の場合は6年間酷使し続けたノートPCが悲鳴をあげていることが多いかも…。
トカラ諸島には行ったことがありませんが、私、鹿児島出身です。私が育ったのは鹿児島市ですが、子どもの頃、種子島や奄美大島に行くと言葉が通じず、同じ県内なのにお互い標準語で話したりしたのを思い出しました。
by (2006-10-17 00:36) 

ちよのすけ

素風さまこんばんは、お越しありがとうございます。
確かに、最後まで書いたのにぶっとんだら、しばらく何もしたくなくなりますね。
そのとき言うのはたいてい「あ~なんか~やるきのうなりましたわ~」。
誰に言ってる訳でもないんですけど。
そうか、てげてげって鹿児島のことばなんですね。良い言葉やなあ。
トカラ列島、一度は行ってみたいです。島が大好きなんで。
by ちよのすけ (2006-10-17 22:57) 

全島移住は確か、小学校のときに社会でちらっと習いました。
今みたいにネットはもちろん、電話もテレビも全世帯という時代じゃないですものね。海が荒れれば郵便も新聞も食料雑貨も入ってこなくなるという状況は当時の住民にとっては文明から取り残される孤独感があったかと想像します。
今は情報が完全に遮断される状況はめったにないと思いますが。

それはともかく、種子島や奄美大島の親戚の家に遊びに行くのは大好きでした。目も開けられないくらいまぶしい海、灼けた砂、生き物いっぱいの磯…楽しかったなあ。
トカラ、私も行ってみたいです。なんだか釣りも相当楽しめるらしいし…。
by (2006-10-18 14:08) 

ちよのすけ

素風さまこんばんは、お越しありがとうございます。
トカラ列島、私も行ってみたいです。すごくおいしいタケノコがあるらしいです。
今はどうか知りませんが、村役場が鹿児島市内にあった、というのが驚きでした。国や県への陳情をするには、それが一番よかったから。。。だそうです。
厳しい島の現実ですね。
by ちよのすけ (2006-10-18 19:20) 

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